• 下条みつが日々感じたこと、考えた事を語ります。

メッセージ

2001年8月3日 政治家は国の行方の責任者

参議院選挙が終わりました。 長野県では民主党にいただいた票数は自民党を大きく上回っており、 県民の皆様の民主党への期待をとても感じています。 しかし、独占していた二議席を一議席に減らしたことは残念です。 民主党全体では6議席を増やしましたが、 自民・公明・保守の三党で、参議院の過半数を許す結果となりました。

選挙のたびに「国会とは何か」ということが、マスコミを通しても、 論じられますが、誰でも中学の社会科で習うように、 「国会とは国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」のです。 今回の参議院選挙で、多くの著名人やタレント候補が、 「みなさんの代表として小泉首相に物申す」とか「改革をしっかりやらせる」などと言っていましたが、 国会議員の役目とは、他ならぬ「法律をつくる」ということです。

新聞の政治面は、ほとんど「政局」の報道が占めていますが、 国会会期中には、実に様々の法案が提出され、衆参の両院で審議の上、可決・否決されてゆくのです。 その法案のひとつひとつこそが、実は国の政策の具体案なのです。

そして参議院の役目とは、これも中学の社会科で習った記憶があるように、 「良識の府」として、たとえ衆議院で通った法案であっても、 ほんとうに国民の利益、幸福に適うものかどうか、慎重に審議することです。 だからこそ、衆議院とちがい、参議院に立候補する者は、30歳以上でなければならず、 任期も6年間で、半数ずつを3年ごとに選出し直すのです。

これからは、衆議院・参議院で過半数をしめ与党の法案がバンバン通るでしょう。 今まで、具体的に見えてこなかった「改革」の姿が私たちにも見えてくるでしょう。 しかし、その「改革」が何のため、誰のための改革なのか、 そしてこの日本国の将来像をどのように描いての具体案なのかが示されなければなりません。

一番大事なこの部分について、これからも公平に冷静な目でウォッチし、 政策の提案やチェックをしていきます。