• 下条みつが日々感じたこと、考えた事を語ります。

メッセージ

2001年3月6日 信任したのに信任でない・・?

3月5日、衆議院本会議において、野党4党の提出していた「内閣不信任決議案」が 与党などの反対多数により、否決されました。 その数、反対274、賛成192です。

数字だけ見れば、森内閣は、圧倒的多数により、「信任」されたことになります。 しかし、連立与党各党首や、自民党内からも、森内閣を信任したわけではない、との声があがっています。

みなさん、こんなこと、理解できますか? 議会において、自らの態度を明らかにし、お互いに議論を尽くしていくというのが国会議員の役目なのに、 こう書いているだけでもむなしくなります。

今、批判されているのは、言葉と行動がうらはらな、こうした与党の態度、 自民党の体質そのものであるのに、まったく気づいていない274人は、全て同責任です。

「森内閣ではだめだ」 これが、9割を超える国民の総意です。 だから、野党は、この国民の意を受けて、不信任案提出に踏み切りました。 が、これを否決したということは、森内閣を与党が信任したことに他なりません。

にもかかわらず、参議院選挙前には、森総理の首をすげ替えようとしている。 これは、与党による参議院選挙対策としか言いようがありません。 自分たちの地位の確保のみを考え、国民の声を完全に無視した暴挙です。

新年度、またもこの与党による政権運営が続くかと思うと、本当に憤りを感じます。 「政権運営」とは、実体のない権力の行使ではなく、 国民の血税をどのように国の将来に向かって使っていくか、議論を尽くし、国民に示していくことです。

いくら家計を切り詰めても、将来への不安が消えない現在のような状態の時こそ 政治の正しい主導力が求められているのです。